西八代七福神巡拝の案内

平成21年1月2日巡拝の記録

 平成21年1月2日に西八代七福神を巡拝しました。
 西八代七福神は、山梨県市川三郷町内の高野山真言宗のお寺で構成されている比較的新しい七福神です。「歩いて回れる」七福神ということですが、今回は、クラブツーリズムのバスツアーで巡拝しました。
 公式グッズ類は、特にありません。朱印はスタンプで300円、スタンプ台紙は無料とのことでした。朱印を全部押印すると記念品がもらえます。
@光勝寺(大黒天)

 バスは、中央高速甲府南ICを降りて、国道140号線に入り、身延線芦川駅前を経由して、八代芦川三珠線を東に走ります。ICから約30分くらいでしょうか。光勝寺は、道路に面しているのですぐわかります。

 西八代七福神の神像は、基本的に石造です。大黒天さんは、写真上の門を入った右手にあります。

 今回のバスツアーは、豊富道の駅で西八代七福神の住職によるガイド付きでいろいろ説明していただき興味深く勉強になりました。西八代七福神を構成するお寺は、かつて隆盛し、今は廃寺となった「平塩寺」という寺の末寺にあたるそうです。
 
A不動院(寿老人)

 不動院へは、来た道をバスで戻りました。2、3分です。距離で約1.4キロ。

 寿老人は、境内に入り、右手にあります(写真下)。

 光勝寺から県道を戻り、川浦という交差点を左折して、農道を右折です。
B薬王寺(恵比寿神)

 薬王寺へは、不動院から徒歩です。約15分。350mです。
 不動院の本堂を背にして、右手から農道に出て田んぼの中を北上します。少し丘になっているところに薬王寺の屋根が見えます。

 恵比寿神は、山門を入って左手にあります。

 
C福寿院(毘沙門天)

 福寿院へは、バスで移動しました。直線で約2キロの距離です。旧市川大門町のエリアです。
 西八代七福神は、徒歩であれば、身延線市川本町駅を起点にし、この福寿院から回るのが便利そうです。
 バスは、門の前に停車し、路駐して待機してました。

 毘沙門天は、門を入ってすぐのところにあります。
 福寿院さんの本堂は、蔵造りでした。初めて見ました。本尊も毘沙門天で、普段は秘仏で年1回開帳があるそうです。厨子の前にも毘沙門天が祭られていました。

 石造の毘沙門天は写真下。

 市川本町駅から約390mで徒歩15分。
D宝寿寺(弁財天)

 ツアーでは、バスで移動しましたが、福寿院から約360mです。
 弁財天は、門を入ってすぐ、左手にあります。

 宝寿寺は、普段無住だそうで、スタンプは、次の寺院でもらうことができるそうです。

 名前は「寺」ですが、農家の一軒家のような風情です。

E宝寿院(福禄寿)

 宝寿院へは、宝寿寺から徒歩です。約570mで、田舎の路地を歩きます。

 約15分です。宝寿院さんは、夢窓国師ゆかりのお寺で、庭園や手植えのしだれ桜などがあります。

 今回、福禄寿の前でご住職の般若心経と説諭があり、なかなかよかったです。というわけで境内の写真を撮りわすれてしまった。
 
F花園院(布袋尊)

 最後の花園院へも徒歩です。約60m、宝寿院の本堂右手の裏の路地をまっすぐいくと花園院です。

 布袋尊は、本堂の前にあります。

 今回のガイドは、花園院のご住職で、ニッキの枝を切りツアー参加者に配ったり、質問にも丁寧に答えてくださり、大変良かったです。
 ありがとうございました。
 
■身延山参拝

 ツアーは、西八代七福神巡拝終了後、バスで1時間半ほどかけて身延山へ向かいました。身延山で1時間ほど見学し、その後、来た道を戻り、日帰り入浴施設「みたまの湯」で温泉につかり、帰京しました。
 みたまの湯の露天風呂から見る夜景は絶品です!

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