東海七福神巡り巡拝の記録

平成30年1月2日巡拝

 2018年の七福神は、1993年から25年ぶりの東海七福神めぐりを巡拝しました。25年前はどのように歩いたかもすっかり忘れていました。自分もすっかり歳をとり電車を使って巡拝しました。
 東海七福神の受け入れ期間は、元日より15日までの期間だそうです。
■京急新馬場駅北口
   (しんばんば)

 京急新馬場駅北口を出るとすぐに国道15号線に出ます。駅を出ると国道の向かいに品川神社が見えます。 
 東海(品川)七福神の起点は、この品川神社がよいでしょう。
@品川神社(大黒天)

 駅前の交差点を渡るとすぐに品川神社です。
 神社の階段下には、大きな大黒天の石像が安置されていました。
 階段を上ると左手に冨士塚があります。本殿は正面にあって、初詣客で賑わっていました。

 七福神めぐりの色紙を購入(1000円)でスタンプは無料です。七福神の船、神像(全揃い)3000円でした。各所で授与も可能ですが、入手できないと残念なので全揃いを購入しました。
 神像は25年前と変わっていないようでした。

 昔は気が付きませんでしたが、板垣退助の墓が社殿の裏にあるということでお参りしてきました。「板垣死すとも自由は死なず」で有名ですね。いつまでも「自由」があるといいですね(写真下)。
 
 
■品川神社前交差点
 
 品川神社を出て交差点を渡り、京急線の高架下を抜けると北口商店街に入ります。

 
A養願寺(布袋尊)
 

 北口商店街を東に進むと左手に案内の看板が出ており(写真上)、この路地を看板に従って進むと道なりにいきなり養願寺さんの境内に入ります(写真下)。写真の左手から入ってくるイメージです。布袋尊を拝んでスタンプをいただきました。
 品川神社から徒歩5分ちょいという感じ。
B一心寺(寿老人)
 
 養願寺さんの門を出て路地を旧東海道に西に進むと正面が一心寺さんです。
徒歩1分。寿老人さんを拝観できました。
C荏原神社(恵比寿天)

 一心寺さんから旧東海道を南下します。

 国道357号の交差点を渡り、少し行くと品川橋(写真上)に着きます。この橋の手前を西(右)に川沿いに進むとすぐに荏原神社です。徒歩5分。

 神社の前に大きな恵比寿様の石像が安置されていました(写真中)。

 参拝客も少なめで、ゆっくりお参りできました。


 
 ■青物横丁駅

 次の品川寺へは、荏原神社から徒歩15分とのことでしたが、ちょうど昼時になったので新馬場駅北口に戻り昼食をとったので、京急で1駅横浜方面に乗り、青物横丁駅で下車しました。
 
D品川寺(毘沙門天)
 (ほんせんじ)
 
 青物横丁駅を出て、東(右)に進み旧東海道との交差点を右折(南)してしばらく進むと品川寺の入口です。駅から約5分。駅の東隣りににあるのにぐるっと回る感じです。

 入口には大仏像があって、境内は広いです。本堂(写真下)は、ちょっと中国風の建物でした。

 荏原神社から徒歩15分ですから、3が日でなければ途中でも食事がとれると思います。
 ■京急立会川駅
      と坂本龍馬

 次の天祖・諏訪神社へは、徒歩25分ということで、青物横丁駅にもどり、再び京急線に乗り、横浜方面に2駅の立会川に向かいました。

 この地は、幕末、ペリー率いる艦隊が浦賀沖へ来航した際に、坂本龍馬は立会川の土佐藩御抱屋敷に待機して沿岸の警備にあたっていたことから、龍馬ゆかりの土地ということで、駅近くに銅像が立っています!(写真中)

 天祖・諏訪神社へは、龍馬の銅像を左に見て右手に路地を南下します。
 すぐに神社の倉庫が見え、この倉庫の間を左手に入ると神社の境内です。駅から5分弱という、すぐそば。

 品川寺から旧東海道を歩いて南下してくると「なみだ橋」を渡ればすぐというところ。
  
 
E天祖・諏訪神社
      (福禄寿)

 
 境内に入ると初詣客で長蛇の列(写真中)でしたので、福禄寿さんをしっかり拝んで本殿の参拝はパス。端から拝みました。

 福禄寿は、本殿脇のところに別に祭られていました(写真上)。
 
 境内には、厳島社もあり、つまり弁天様ですね、小さな弁天池もあってそちらもお参りしました(写真下)。
   
 
■京急大森海岸駅

 最後の磐井神社へは、またさらに徒歩25分ということで、立会川駅に戻り、また横浜方面に1駅京急に乗車しました。

 駅を出てすぐ前の歩道橋(写真下)に上り、横浜方面に駅前の道路を渡り、国道15号線(第一京浜)を南下します。5分ほど歩くと、磐井神社の幟が見えました。

 歩道橋を下りてきたところ(写真下)。

 
F磐井神社(弁財天)

 最後のポイント、猿田彦大神は、写真上のとおり庚申塔が見えます。これは猿田彦大神と庚申塔が祭られている祠(榎堂というらしい)でした。

 こちらも初詣客で賑わい獅子舞が出ており、にぎやかでした。列に加わり、本殿を参拝しました。こちらの磐井神社は、昔、鈴ヶ森八幡宮と呼ばれていたそうで、八幡様が祭られています。社務所で弁天様の所在を聞くと、境内の南に弁天池があって弁天社がありました。弁天様も拝観できました。
 
 これで25年ぶりの東海七福神めぐりもおしまい。
 大森海岸駅に戻り帰路につきました。

 
【まとめ】東海七福神めぐりは、私どもは午前11時ごろに巡拝を開始し、途中昼休憩をはさんで、京急を利用して午後2時に終了しましたので、約3時間という工程でした。全部、歩くとあと1時間くらいは必要かもしれません。ただ、初詣客でかなり混んでいたので、三が日が過ぎればもっと順調に回れるかと思います。全行程を歩いてもよいし、無理せず京急を利用して効率よく回るのもよいと思います。電車を利用しても万歩計は8千歩を記録していました。

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