八王子七福神巡拝の案内

平成20年2月17日巡拝

 平成20年に8年前に一度巡拝した八王子七福神を構成寺社が変更になったので散歩がてら巡拝しました。
 八王子七福神は、八王子市内に点在する七福神で、巡拝の受け入れは1月1日〜1月10日までです。
 今回は、巡拝期間中でなかったので色紙等の購入は見送りましたが、7度巡ると金色の色紙が授与される企画は続いているようです。
■八王子駅南口

 
 私の場合、八王子七福神の起点をJR八王子駅としました。京王線の利用の場合は、京王八王子駅を起点として恵比寿天の伝法院さんから巡拝した方が便利でしょう。
@ 本立寺
  (毘沙門天)


 本立寺さんへは、八王子駅南口を出て、大きな通りを西に10分ほど歩いた右側にあります。本立寺さんは、平成19年から新たに八王子七福神に加わったお寺です。毘沙門天は本堂に祀られており、外から拝見できました。
A 伝法院
  (恵比寿神)

 
 伝法院さんへは、本立寺さんの北の門を出て、JR中央線の踏切を渡り、石材店に突き当たるのでそこを左にまがり、すぐに右にまがると伝法院さんです。
 恵比寿さんは、境内の中の恵比寿神社という祠の中(写真下) 
B 金剛院
  (福禄寿)
  (寿老人)


 金剛院さんへは、伝法院さんを右に出て、西に向かい国道16号線へ出ます。16号線を北に向かうとすぐに中央線の踏切にでますので、踏切を渡ると金剛院さんです。

 写真中は、国道16号線に面している入口。向い側に天満神社があります。

 金剛院さんには、寿老人と福禄寿。
 本堂前に看板がありました(写真下)。
 
■八王子市郷土資料館

 
 金剛院さんを出て、国道16号線を南下して市民会館入り口交差点を右折して西に進むと、左手に市民会館で右手に郷土資料館があります。郷土資料館の前には、二宮尊徳の像などがあり、お時間のある方はどうぞ。

 この道をまっすぐ西に進むと、信松院さんに突き当たります。しゃれた喫茶店があります。
C 信松院
  (布袋尊)


 信松院さんは、武田信玄の第四女の松姫開基の古刹とのこと。武田氏滅亡の折、八王子に難を逃れて仏門に入ったということです。

 布袋尊は、写真上の観音堂の下にあります。観音堂の右手に入口があり、シーズン中はお店が開かれます。
 与次郎は、持参のおにぎりをここでいただきました。

 さて、松姫のお墓が、この観音堂の裏手にあり(写真下)、前回はお参りしませんでしたので、今回お参りし、写真をパチリ。この墓の主は、昨年(2007年)の大河ドラマの主役、山本勘助を知っていたのでしょうね。
D 善龍寺
 (走大黒天)


 善龍寺さんへは、信松院さん前の道をまっすぐ北上します。途中JR中央線を横切り、国道20号線(甲州街道)を横切ってすぐです。

 
■甲州街道にある「こんにゃくやさん」

 八王子は甲州街道の宿場町でしたから、大きな蔵やこうした古い建物があちこちに見られます。
E了法寺
 (新護弁財天)


 了法寺さんへ、甲州街道へ戻り、右折して西に進みます。
追分町交差点で一度甲州街道を南に横断しておくと、歩道橋を2回登らなくて済みます。

 追分交差点で甲州街道側に左折して、甲州街道の右側(北側)にあります。追分交番の2、3軒隣。

 境内に弁天の石版など(写真下)

 
■水無瀬橋

 了法寺さんを出て、追分交差点に戻り、陣馬街道を北西(陣馬方面)に歩きます。しばらくすると水無瀬橋に着きます。この橋を渡り、左折します。

 南浅川沿いに歩くと、電柱に吉祥院さんへの案内がでていますので、ここ(写真下)を右折し、道なりに進みます。
 畑の手前を右折し、電柱の案内板に気をつけて左折すると門の前にでます。
F吉祥院
 (吉祥天)


 八王子七福神は、正確には八福神ですね。八王子の八だからですかね。

 吉祥天さんは、この門の坂を上るとあります(写真中)。

 吉祥院さんは、小高い丘の上にありますので、見晴らし台から写真下のような景色が見られます。

 高尾の山々ですかね。

 
■吉祥院さんの中のトトロの石像。

トトロの石像があちこちにありました。
八王子七福神は、開催期間1月1日〜10日までですが、期間外でもご朱印等が目的でなければ約3時間の散歩コースとして楽しいです。
 与次郎は、吉祥院さんの後、水無瀬橋の東の水無瀬橋バス停からバスに乗り、八王子駅に出て帰りました。

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