佐倉七福神巡り巡拝の記録

平成21年11月22日巡拝

 平成21年11月22日に、佐倉七福神巡りを巡拝しました。当日は、天気予報では午前中は曇りで午後から雨とのことでしたので、朝は早く家を出て10時に佐倉駅に到着しましたが、ぽつぽつ雨ふったりやんだりの天気でした。佐倉七福神は、佐倉城址の丘に点在する寺社を徒歩約2時間でめぐる七福神です。
 朱印の台紙は、朱印紙が400円、ご朱印が原則200円、2神祭っているところが300円です。各寺社で朱印等はいただけますが、不在の場合は、歴史生活資料館で押印してくれます。
 よじろうは、JR線利用でしたので、JR佐倉駅から歩き始めました。
■JR佐倉駅北口

 北口の階段の真下に、佐倉市観光情報センターがありますのでマップ等を入手しましょう。
■薬師坂にある地蔵尊

 JR佐倉駅北口から北にまっすぐ進み、国道296号を渡り、さらにまっすぐ進むと薬師坂です。途中にある地蔵堂。
■武家屋敷
 さらに北にすすみ突き当りを左、道なりにすすみ左折すると武家屋敷のとおりに出ます。急に江戸時代にタイムスリップした感じ。
@大聖院(布袋尊・大黒天)

 武家屋敷の並ぶ道を進むと大聖院の門が左手に見えます。参道をすすめば大聖院さんの本堂が見えます。
 大黒天は本堂に安置されているそうですが当日は葬式があり拝観できませんでした。布袋尊は写真下の石像です。
 よじろうはここで朱印紙を購入し、佐倉七福神のパンフレットなどをいただきました。
 佐倉駅から約15分くらい。
A麻賀多神社(恵比寿・福禄寿)

 次に、恵比寿・福禄寿が祭られている麻賀多神社へ向かいます。来た道を戻り、先ほど左折したところを案内板(写真上)に従い左折して北に向かいます。
道なりに左に曲がると麻賀多神社が見えます(写真中)。

 境内には大きな銀杏があってすかり黄金色でした。朱印は社務所でいただけます。絵馬などいろいろ販売していました。
 
 恵比寿は境内神社に、福禄寿は、本殿右手の祠の前に石像がありました。

 大聖院さんから5分くらい。

■成田街道沿いの商店街

 麻賀多神社を出て新町交差点を右折して成田街道沿いを東へ進みます。趣のあるお菓子屋やレンガ造りの市立美術館の前を歩きます。
 天気がよければゆっくりと寄り道したいところです。
 B嶺南寺(弁財天)

 成田街道を進み、市立図書館の前を過ぎて二つ目の角を北に左折すると左手に嶺南寺さんがあります。質素な境内で、石像などはないようでした。
 朱印は歴史生活資料館でいただきました。
C宗圓寺(寿老人)

 嶺南寺さんの向かいが宗圓寺さんです。

 さっぱりした境内に寿老人の石像が安置されていました。
 朱印は歴史生活資料館でいただきました。
D甚大寺(毘沙門天)

 甚大寺さんへは、嶺南寺の道をさらに北にすすむとすぐにあります。
 嶺南寺さんから30秒ぐらい。
 毘沙門天は本堂の中、右手奥にあるそうですが、暗くてよくみえなかったです。
 朱印は歴史生活資料館でいただきました。
■歴史生活資料館

 嶺南寺さんにいく角の右側にあります。
 ここで3か寺の朱印をまとめていただきました。さらに留守だといけないので残り2寺の分ももらってしまいました。
 ここにはてぬぐいやタオル、缶バッチなどのグッズも販売していました。
E妙隆寺(大黒天)
 
 妙隆寺さんへは歴史生活資料館を出て右にすすみ成田街道に沿って右にいきます。街道が左にまがるところの路地を右にくだるとすぐ左に曲がります。
 少しわかりにくいので案内板(写真上)に注意してください。

 右に曲がると雰囲気のある参道が目に入ります。

 境内はすがすがしい雰囲気。大黒天は本堂の中です。
(写真下)
F松林寺(毘沙門天)

 松林寺は、妙隆寺から成田街道に戻り、東へ進みます。しばらくいくと写真上の案内板があるのでここを左折します。

 左折して山車の倉庫の前を通り過ぎるとすぐにあります。

 毘沙門天さんは本堂の中に安置されているようで拝観はできませんでした。

 松林寺のすぐ隣に、土井利勝(三代将軍家光のころの大老)ゆかりの供養等があります(写真下)。

■京成佐倉駅

 松林寺から北にすすむと県道にでます。ここを左折して10分ほどで京成佐倉駅です。

 京成利用ではこちらから逆順でもかまいません。
 
【まとめ】佐倉城址の丘の上にある古社寺をめぐる、七福神めぐりならざっと2時間のコースですが、武家屋敷などみどころがあるのでゆっくりと町歩きを楽しめるコースです。
 歴史生活資料館があり寺社が留守のときも安心です。
 国立歴史民族博物館などもあり歴史散歩にもってこいではないでしょうか。
 少し足を伸ばせば、川村記念美術館などもあります。

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